1. 概要
AWSで作成した各関数やテーブルのバックアップを取りたい、もしくは他のユーザーが作成した資材を取り込みたいけどどうすれば良いか・・・
といった悩みが業務において発生すると思います。
今回は以下についてバックアップと復元方法について解説致します。
・APIGateway
2. 注意事項
本記事で紹介するAPIGatewayの復元ですが関数内のコードを復元させることができます。
APIGatewayはプロトコルの違いにより微妙に差異があります。
今回はプロトコルはHTTPとRESTの方法について紹介致します。
本記事の内容で全ての設定のバックアップと復元ができるわけではありません。
実施前に各機能の設定事項のハードコピーを控えるなどをおススメ致します。
また、権限関係でうまく行かない場合は以下の、「6.別リージョンへのコピー時の注意点」
を参照してみて下さい。
3. AWSアカウントにサインアップ
3-1. 前提条件
4. APIGateway(REST)のバックアップ
4-1. APIGatewayからプロトコルがRESTのAPIの名前リンクを押下する。
4-2. ナビゲーションペインより「ステージアクション」プルダウンを押下し、
以下の画面から「エクスポート」を押下する。
4-3. モーダルが表示されるので、デフォルトのまま「APIをエクスポート」を押下する。
※必要に応じたラジオボタンを選択する。
4-4. 任意のフォルダを指定して「保存」を押下する。
5. APIGateway(HTTP)のバックアップ
5-1. APIGatewayからプロトコルがHTTPのAPIの名前リンクを押下する。
5-2. ナビゲーションペインより「Export」リンクを押下し、
ソースよりバックアップしたいソースがあればプルダウンから選択して、
「ダウンロード」を押下する。
5-3. 任意のフォルダを指定して「保存」を押下する。
6. APIGatewayの復元
6-1. AWS Gatewayから「APIの作成」を押下する。
6-2. 表示された画面から復元したいAPIを選んで「インポート」を押下する。
6-3. 以下を選択して「APIを作成」を押下する。
※REST APIの場合
- APIの詳細:APIをインポート
- API定義:「ファイルを選択」押下後、復元したい(先程バックアップした)ファイルを選択
※HTTP APIの場合、以下の画面が表示されるので、「OpenAPI3 定義ファイルを選択」から
復元したい(先程バックアップした)ファイルを選択して「APIを作成」を押下する。
6-4. AWS Gatewayから選択したAPIが復元されていることを確認する。
7. 参考
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