え、まだAI使ってないんですか?Chat GPT使ってみて下さいよ。無料で使えますよ。
AIを日ごろ使っている人はAIを使ってない人に対して、もったいないなぁなど、思っていると思います。
単純業務の効率化など、プログラミングなど、AIを使うことでできることは増えていきます。
AIを使わないなんてもったいない!
AIを使っている人は誰もみなそう思っているに違いありません。
では、今回はChat GPTを使っている人に対して、問いたいと思います。
あなたはなぜChat GPTを使っているのですか?
Llamaや、Gemini、Claudeなど、世の中には沢山のLLMがあります。
この問いに、きちんと答えられる人はこのブログを読み進める必要はないと思います。
AIなんてどれも一緒でしょ
最初にChat GPTを使ったからなんとなく使い続けてる
そんな人に向けて言いたい。
え、まだChat GPT使っているんですか?DeepSeek使ってみて下さいよ。無料で使えますよ。
最初に言っておきますが、あくまで性能の話です。
性能だけでいえば、「AIを使っていない人と、Chat GPTの無料枠(Chat GPT4O)を使っている人」の差は、
「Chat GPTの無料枠(Chat GPT4O)とDeepSeekを使っている人」との差があります。
性能の話と最初に言ったのは、
・中国企業であるため情報漏洩の不安がある
・DeepSeekの使用者が増えたためか、サーバーが重たく感じる
という理由により、Chat GPTなど他のLLMを使用しているのであれば話は別です。
今回は、
・DeepSeekってChatGPTと比べてどれくらい凄いの?
-ベンチマークでの比較
-料金の比較
-実際に使ってみた
の構成で紹介します。
ベンチマークでの比較
まず、DeepSeekの旧モデルであるV3との比較を見てみましょう。

DeepSeek-V3:DeepSeek推出的开源自研 MoE 模型,性能与速度全面突破 – AIHub | AI导航
1番左の青縞がDeepSeekV3で、右から2番目のオレンジがChatGPT4Oです。
Claude3.5Sonnetにはところどころ負けているものの、ChatGPT4Oには圧勝しています。
そして大切なところです。
>>まず、DeepSeekの旧モデルであるV3との比較を見てみましょう。
そう、V3は旧モデルなのです。
最近新しく、R1が出ました。
次にR1との比較を見てみましょう。

DeepSeek-R1 发布,性能对标 OpenAI o1 正式版
1番右の青縞がDeepSeekR1で、1番左の薄い青がV3です。
その差は一目瞭然ですね。
ですが、思った人はいませんか?
あれ?ChatGPT O1と比べたらそんなに変わらなくない?
料金の比較
性能の変わらないDeepSeekR1、ChatGPT O1、おまけにChatGPT 4Oの料金を比較してみましょう。
まずはChatGPT O1ですが、
週に50メッセージのPlusプランが月$20(3000円くらい)
無制限のProプランが月$200(30000円くらい)
です。
次にChatGPT 4Oです。
3時間で10回までが無料
無制限のPlusプランが月$20(3000円くらい)
です。
そしてDeepSeek
1日50メッセージまでではありますが、無料!!
月額$20のPlusプランでさえ、1週間に50メッセージしかできないのに、
無料で50メッセージ使えるとか凄くない??
実を言うと、DeepSeekってオープンソースなんですよね。
つまり、サーバーさえ立ててしまえば、ローカルでDeepSeekを無制限に使えます。
改変よし、商業利用よし、のAI業界に大きな一撃を与えたんです。
これがDeepSeekショック!
個人でDeepSeek使えるくらいのサーバー立てるの無理だよぉ。っていう人は蒸留モデルがあります。
元の671Bのパラメータより少ない、1.5B、7B、8B、14B、32B、70Bの中から選べます。
32Bの性能は上の性能比較表に書いてあります。
1.5B、7B、8Bは性能があまりよくないので、ChatGPT4Ominiの方がまだいいかもしれません。
実際に使ってみた
ChatGPTは無課金なので、4OとDeepSeekを比較します。
今回は今作っているビンゴゲームアプリのテーブル設計をお願いしてみましょう。
プロンプトはこちらです。
next.jsでビンゴゲームのアプリケーションを作成します。
dynamoDBでuserId、date、logo、theme、roomName、prizes項目を保存しようと思います。
これからdynamoDBに保存したルームデータを使って、ビンゴゲームを行うプロセスを作成したいです。
既にルームデータを作成し、開始ボタンを表示させるプロセスは完了しています。
1.ホストがビンゴゲーム開始ボタンを押す
2.ホストがビンゴゲームホスト画面に移行する。ホスト画面にはメニューボタンがあり、メニューボタンを押すことで項目一覧が開く。
参加者一覧項目、参加者の名前が表示され、ビンゴ、リーチの状態を確認することができる。また、参加者の削除も行える。
招待URL項目、参加者用の招待URLとQRコード表示。
強制終了項目、ビンゴゲームを終了させる
3.招待URLから参加者が参加する。参加者は名前を入力することで参加できる。名前の他、アイコン用に画像をアップロードできる。参加者情報はローカルストレージで保持し、再度接続してもゲームが存在していれば再開できる。
ゲームスタート後に、参加することはできない。
ゲーム終了後にルームデータの削除を行う。
ビンゴゲーム画面では、現在出た番号一覧、新しく出た番号、参加者のチャット、参加者人数、リーチ人数、ビンゴ人数、景品一覧(配列の文字列型で入っているprizesデータのnameが景品の名前、imageがs3のキー)
dynamoDBのルームデータに増やした方がよい項目や、新しく作成した方がよいテーブルがあれば教えてください。
テーブル設計って難しいですよね。
まず、ChatGPT4Oさんの回答からです。

まあ、参考にはなります。
次にDeepSeekくんの回答です。




凄すぎる……!
参考どころの話じゃないですね。
AI苦手な人は多いと思いますが、
AIを使っていかないと時代においていかれます。
成長において大切なのは今持っているものではなく、今持っているものを得るために努力できたといことです。
分かりやすくゲーム的に説明します。
1日振り続けることで1の経験値を得ることができる木の棒が売られています。
ある少年は365日毎日振り続けました。
その結果、365の経験値を手に入れました。
隣に住んでいた人は月に1度、1日だけ振り続けました。
その結果、12の経験値を手に入れました。
1年後、鋼の剣が新しく販売されました。
鋼の剣は1日振り続けることで100の経験値を得ることができます。
つまり、少年が1年間毎日振って来た努力は、隣人が4日振るだけで無駄になります。
多くの人はこの時、
鋼の剣なんてよく分からないものを振るよりも木の棒を振り続けた方が。
悔しいから鋼の剣なんか使わない。
毎日振り続けたことが無駄になってやる気がなくなった。
など、自分がしてきたことが無駄であったと認めたくない考えがよぎるかもしれません。
ですが、少年が得たものは365の経験値ではなく、
365日、毎日剣を振り続けることができる能力なのです。
1年後の経験値が、365(365+0)のままか、720(365+365)か、はたまた36865(365+36500)なのかは少年次第です。
みなさんも、DeepSeek使ってみてください!
データ漏洩やセキュリティには十分気を付けてお使いください。 ・Privacy Policy https://chat.deepseek.com/downloads/DeepSeek%20Privacy%20Policy.html
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