はじめに
isubでアプリエンジニアをしています、中野です。
前回の記事で情報処理安全確保支援士(セキスペ)について紹介しました。 今回は受験の結果とその試験対策について紹介します。
ただし、これは受かった後に書いている、バイアスのかかった内容になります。
試験の手法も変わることから、再現性については疑問符が付くものとお考えください。
結果と手応えについて
試験の結果としては大体7割取得という状況でした。

これに対し、受験時の状況・感想が以下でした。
| 試験区分 | 受験時の状況・感想 |
|---|---|
| 午前 Ⅰ | 久しぶりの試験でかなり焦っていた。 60点はとれたと思う。が、結構ギリギリかもしれない… 計算問題を最後にまとめて行なっていたら、見直し時間がなくなっていた。 受験番号のマークをし忘れて、慌てて最後の最後にマークした… |
| 午前 Ⅱ | すぐにわかる問題が多く、落ち着いて解けた。 わからない問題もあるが、70点は取れた。わからない問題も4択のうち2択くらいまでは絞り込めている。 時間も十分に余った。 (午前試験で頭使ってお腹空いた…) |
| 午後 | 設問選択がすぐにできたおかげで、意外と時間に余裕があった。 埋められない箇所はなかった。 40点くらいは合ってる自信がある。15点分くらいは確実に間違っている。残りは正解ではないかもしれないと思うが、部分点等で得点できるかも… 見直ししても、時間はかなり余った。( |
6割以上の正解で合格という条件から、完璧を目指していなかったです。言ってみればほぼ狙い通りといったところです。嘘です。全力で頑張って上振れして7割以上を取れて本当に良かったです。
とはいえ、完璧を目指していなかったのは本当ですので、この辺りの考えていたことも含めてまとめたいと思います。
試験対策紹介
セキスペ含め高度試験は始めて受けましたが、1年弱の準備期間を持った上で受験しております。
自分が受験を志したのは2024年の12月頃で、たまたま2025年4月の受験日に前もって決まっていた私用があり、10月に受けることにしました。
試験別の対策について
・午前 Ⅰ 対策
過去問道場を基本に、途中に解説をきちんと読みたくなり、書籍を買いました。が、基本は過去問だけで良かったと思っています。
最終的に過去問の正答率が75%くらいになる程度にはなっていました。
・午前 Ⅱ 対策
書籍で包括的な知識を覚え込むところを重視していました。
午前Ⅱの知識は、午後問題に関係するため、何度か書籍を読み返す事と並行してYoutube動画を流し見て知識の確認をしました。
最後は過去問道場で問題を解き、確実に頭に入るようにしていました。
午前 Ⅱ は過去問のバリエーションが多くないため、試験前時点で過去問道場では80%以上正解できる状態になっていました。
・午後対策
基本的な知識は午前Ⅱ対策で一緒に覚えました。
午後特有の記述対策や問題文からの解き方は書籍で勉強しました。最後にIPAの過去問をダウンロードした上で模試のようなことを何回かおこない、甘めに採点して7割いけるか…くらいのレベルになりました。
また、午後問題は4設問中の2設問から自分で選択して回答する方式ですので、実際の受験では「どの問題を選択するか」も重要になります。この辺りも書籍とIPAの過去問題を元に、得点しやすそうな内容を考えて試験に臨みました。
教材の紹介
試験対策には以下を使用しました。
・書籍

| タイトル | 目的 | 良かった点 |
|---|---|---|
| 情報処理安全確保支援士 合格教本 | ・セキスペ全体の知識導入 ・午前Ⅱ、午後問題の土台作り | ・技術から法令まで一通りカバーされている ・「何を知らないといけないか」が把握できる |
| 情報処理安全確保支援士 午後問題徹底解説 | ・午後問題の読み方と考え方を身につける | ・ネットワークや認証周りの理解が一気に進んだ ・問題文から「ヒントを拾う」感覚が掴めた ・午後問題への心理的ハードルが下がった |
| こう書く! セキスペ 情報処理安全確保支援士 | ・最新の内容を取り入れ、午前 Ⅱ の過去履歴のない問題への対応 ・午後問題の対応を底上げするため。 | ・予想が当たっている箇所が少なくない ・これを読んだだけで午後20点分くらいは稼げた感覚 ・セキュリティトレンドの把握にも使える |
| 情報処理教科書 高度試験午前Ⅰ・Ⅱ 2025年版 | ・午前Ⅰ対策 | ・午前Ⅰ対策としては問題なし ・ただし、過去問道場だけで何とかなったかもしれない |
・YouTube動画(聞き流し中心)
まさるの勉強部屋
https://www.youtube.com/@masaru-study
- 書籍内容の補完にちょうど良い
- 動画があることで理解が定着しやすい
リス履修 -IT情報処理学部-
https://www.youtube.com/@listening_risyuIT
- 午前Ⅰ・Ⅱ対策
- 音楽代わりにリピート再生してインプット
情報処理安全確保支援士会
https://www.youtube.com/@情報処理安全確保支援
- 「こう出た」解説が非常に良質
- 午後問題対策に特におすすめ
・過去問道場
試験直結の対策となるので、特に9月からは毎日数問だけでも必ず実施という状態でした。
試験の考え方について
先ほど結果の画像の中で載せましたが、注釈に合格判定が乗っており、判定は60%以上となっています。

また、午前 Ⅰ は他の試験を含め、合格していれば次回以降で免除になるという条件があります。 (ちなみに午前 Ⅱ にも免除条件があります。)
ですので、目標として以下を考えていました。
- 午前 Ⅰ :次回以降に免除となるために、確実に合格する
- 午前 Ⅱ :自信に繋げるため、確実に合格する
- 午後 :実際の試験の精神状態の中での解答の時間感覚を掴む。
午前は確実に合格し、次回を楽にすること。
午後は焦る気持ちの中で、設問選択を含め、鉛筆で字をキレイに書くと言う負荷があるため、実際に経験することが大事だ。と、思っていました。
もちろん、全てを完璧にし一発で合格することが良いのは論をまたないところではあります。 が、そもそも、何のための試験か?という考え方もあると思います。
以下は、自分が10年以上前に、機械加工の技能検定の受験に向けて練習している時、資格手当があると言う話に関連して、先輩職人から言われたことです。
検定受験の目的は、合格でも、資格手当をもらうことでもない。試験合格という結果を得るために対応することが出来るという能力を証明することである。
会社は、その能力を使って実際に仕事をこなすことを期待するから、資格手当を設定している。
試験対策は、覚えきる自信があれば一夜漬けでも良いし、戦略を立てて苦労を分割しても良い。
自分の能力と難易度を考慮し、合格までの段取りを組み、その通りに実行できることを証明することが重要。
検定の受験そのもので、考えて実行する力を問われていたと理解をしていました。
セキスペについても、本来は「合格後に資格をとって活用すること」が目的になるところですが、自分にとっては「目標が合格。目標に向けて過程を組むことが目的」として、検定のようなものとして受験しています。
この考えの上で上記の対策を行い、結果としては思った以上の成果がありました。
合格そのものがとても嬉しい上に、自分にとって久しぶりの試験で目的を達成できたことが、自信になりました。
また、段階的にではありますが、本来の目的である「活用すること」についても対応を考えていきたいと思います。
今回の記事は、自分が行った試験の対策と考え方について、まとめてみました。
次回の記事では、試験当日の戦術について、もう少し具体的にまとめる予定です。
これからセキスペ、その他の受験を考える方に、少しでも参考になれば幸いです。
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